2017/06/28

社長の経歴~前編:むろおかたくやの等身大エントリーシート~

創業ストーリー Founders’ Story

弊社学生インターンの上野が執筆した、室岡インタビュー記事をご紹介いたします。
今回は、学生時代から就活に至るまでのお話です。

前編 :むろおかたくやの等身大エントリーシート←今回はこちら

中編 :巨額を動かせるトレーダーの内定を捨て商社マンの道を選ぶきっかけとなった、「無限円」とは?

後編 :120人にOB訪問、熾烈なバトルが始まる個人面接・・・!まだまだ続く、室岡の奇想天外就活エピソード

 

上野、こと「まいまい」は写真真ん中の素敵な笑顔の女性です。

『前編:むろおかたくやの等身大エントリーシート』

小学校5年生の頃から、弁護士を志していた室岡。きっかけは、故・中坊公平弁護士との出会いでした。中坊氏は、日本弁護士連合会会長に就任し、弱者救済のための活動を精力的に行っていました。中坊氏のニュースを連日見ていた、室岡少年。「この人かっこいい、暴れん坊将軍だぁ!」と、自分にとってのヒーローを見つけた室岡は、そんな憧れの存在に近付くべく「弁護士」を目指すようになります。

時はすっかり流れ、大学3年生。司法試験を受験し、万が一の結果だった場合を考えた室岡は、12月に試験結果が通知されるまで時間もあったため、就活を始めます。その後、試験はうまくいかなかったことが分かりましたが、室岡にとってはそれが転機になりました。
弁護士というものは、憧れの職業に過ぎなかったことに気付き、そして「弁護士じゃなくても、人々を助ける方法がある」ということを考える機会を与えてくれたからです。

「世の中の人を幸せにするのって“法律”しかないんだっけ?」――世の中をぱっと見渡してみると、法律って実は、あくまで社会の中の1ファンクションに過ぎなくて、新聞で取り沙汰されていることは、例えば(当時はリーマン・ショックが起きた頃だったので)日経平均がいくらで株価がどうなって、一面を賑わせる企業の株価がどうだったか・・・など、経済に関することこそが、多くの人の関心を集めているということに気付きます。

そう考えたときに、偶然にも経済学部に在籍していて、友人に誘われて流れるように金融のゼミに入っていた室岡にとっては、経済も金融も自然と身近な存在になっていて、単に卒業をするためだと思っていた「金融」というものに面白さを感じ始めます。「世間のさまざまなことが、数字で量られてるなぁ」。成績表も数字、日経平均も数字、会社の評価だって、数字じゃなくてもグレードでランク付けされる。世の中は何でもかんでも比べて、定量化して、人々はそれに対して価値を思う。そうであるなら、定量化される領域で、人を幸せにすることもできるんじゃない?「・・・就活、おもしろいんじゃね?」

自分の価値観を築き上げた室岡は、その価値観を反映できる場所探しとして、「就活」を始めます。

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中編、後編と続きますのでご期待ください^^
また、執筆者上野についても明日ご紹介いたします。

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